川崎市自治功労者 川崎区 森さん、幸区 伊藤さんが受賞
川崎市はこのほど、住民自治の振興と発展に貢献した平成22年度の川崎市自治功労者を発表した。川崎区からは森清さん、幸区からは伊藤善通さんが受賞した。
川崎市自治功労賞は昭和63年に設置された。地域住民の福祉増進と住民自治の振興発展に力を注ぎ10年以上役職に就いて、顕著な功績を示している人に贈られる。各区から1人ずつ選ばれ、これまでに177人が受賞している。
森さんは平成2年から旭町1丁目町内会会長を務めている。町内会では高齢者の引きこもりを防ぐために、町内会への加入促進の呼びかけに尽力。自主防災にも力を入れ、毎年10月には近隣町内会と合同防災訓練を行っている。川崎区連合町内会理事、川崎市全町内会連合会理事、川崎区中央第1地区社会福祉協議会会長などの要職に就き、献身的に取り組んできたことが、地域住民から厚い信頼を得て受賞に至った。
森さんは受賞の喜びを「受賞できたのは町内会をはじめとする皆さんの協力があったから。後継者不足が深刻だが、自分がアドバイス出来ることは後輩にも教えていきたい」と受賞を喜んだ。
伊藤さんは平成2年に多摩川サンハイツ自治会会長に就任。平成13年からは同自治会を前身とする戸手多摩川町内会の会長を務める。この他、幸区町内会連合会常任理事、御幸東地区社会福祉協議会副会長、御幸地区スポーツ活動振興会会長などの要職を歴任。中でも幸区スポーツ活動振興会会長としては「スポーツを通して町内会内の人とのつながりを作りたい」とリレーカーニバルをはじめとするイベントに積極的に顔を出し、地域のスポーツ活動を牽引している。
伊藤さんは受賞に対し「先輩方の推薦があって受賞することが出来た。今後町内会に新しく入ってくる人が入れば受け入れて、さらに輪を広げていきたい」と語った。
表彰式は2月14日(月)、中原区小杉町の川崎市総合自治会館で開催される。
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