神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2011年3月18日 エリアトップへ

幸区の不動産業者も加盟する(社)神奈川県宅地建物取引業協会川崎中支部長として活躍する 横山 好子さん 中原区市ノ坪在住 69歳

公開:2011年3月18日

  • LINE
  • hatena

ボランティア精神で業界を牽引

 ○…幸区と中原区を中心に約300の不動産業者で構成されている(社)神奈川県宅地建物取引業協会の川崎中支部長に就任してもうすぐ1年。中原警察署と地域安全に関する協定を結び、防犯協会にも加盟と地域に根付いた活動を進める。「良いものは残しつつ、新しいものをどんどん取り入れて地域と業界の関係を深めていきたい」と抱負を語る。外国人の入居支援にも力を入れ、「文化の違う外国人への賃貸を敬遠する大家さんもいるが、日本人が海外に行くのと同じこと。温かい目で見てあげなくては」と協会が間に入り、入居につなげていくつもりだ。

 ○…45歳までは普通の主婦だった。少し違うのは約15ものボランティアをやっていたこと。「主人はいくつやっても反対しなかった。しゅうとは私がボランティアで外出するときは子どもたちのご飯の支度をしてくれたんです」と家族の理解なしにはできなかったと話す。「ボランティアはいろいろな人と知り合え、様々な活動にたずさわれるから楽しい。自分の財産になる」

 ○…転機は約20年前に最愛の夫を亡くしたこと。しかし、息子が跡を継ぐと決意したため、成長するまで家業の不動産業を継ぐことを決めた。次第にボランティアで培われた活動力が周囲から評価され、協会での様々な仕事を任されるようになった。「でも支部長になるなんて思ってもいなかった。約1年たち、やっと流れが分かってきたところ。1つ1つが勉強。一歩一歩進んで行きたい」

 ○…長男家族と三男との5人暮らし。趣味は旅行。年に十数回、伊豆や北海道のお気に入りの旅館に出掛けている。「良いサービスを受ける方法は女将さんと仲良くなること。クレームをつけるわけではなく、良いことも悪いことも素直な意見として話すことが関係を作る上で大切。それは全ての人間関係においても言えるのかも」。周りへの配慮と感謝の気持ちで業界を牽引していくつもりだ。
 

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市在住 59歳

3月1日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

2月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook