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川崎区・幸区版 公開:2011年4月15日 エリアトップへ

4月1日付で第17代川崎区長に就任した 豊本 欽也さん 幸区古市場在住 55歳

公開:2011年4月15日

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市民目線の区政を

 ○…モットーは「職員である前に、市民であれ」。これまでに財政局財政部資金課長や水道局経営管理室長などを歴任。区政に関しては『ド素人』というが、まずは区民との情報交換を密に市民目線の区政をしていきたいと力を込める。一方、784人の職員を束ねる川崎区長として、全職員を対象に区政全般に関わる提案を受付け、評価する制度「区長賞」を設けることも構想。モチベーションアップを図る。「別の部署の経験から、今区政に携わっている人とは違う視点の意見も言えるはず」と意欲を見せる。

 ○…平成14年に財政局の担当課長として携わった「第一次行財政改革プラン」は、やりがいを感じた仕事の一つ。「財政危機宣言」が出され、財政再建団体への転落を防ぐため、市長の号令の下、人件費の抑制や行政サービスの見直しにメスを入れた。各部署の予算縮小についても「予算は大きな力だが、職員同士で知恵を出し合うことが大切」と訴え、反発を恐れず理解を求めていった。3次にわたる改革の結果、平成21年度は収支の均衡を図ることに成功。成果が芽を出し始めたのを実感した。

 ○…休日の楽しみの一つは温泉に行くこと。伊豆や箱根、市内の銭湯に出かけ、中学生の次男と親子水入らずで過ごす。もう一つの楽しみは、昨年産まれたお孫さんが遊びに来ること。「自分はもちろん、一緒に同居する母親が孫や曾孫に囲まれているを見ると幸せな気持ちになる」と笑顔。家族思いの一家の大黒柱でもある。

 ○…川崎区の町内会の加入率は約6割。昔は『向う三軒両隣』と言われた近所付き合いが欠けつつあるのを危惧する。特に市内でも65歳以上の高齢者率が高く、東日本大震災を受け改めて「助け合える、譲り合える街づくり」の必要性を痛感したという。「今後は新しく川崎に住む若い人達に向けて、町内会加入促進をどう仕掛けていくか考えていきたい」
 

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