川崎市 ホームレス減少傾向に 厚生労働省が発表
厚生労働省が先月15日に発表したホームレスの実態に関する全国調査結果で、川崎市のホームレスの人数が昨年より減少していることがわかった。同市では1月13日と14日の2日間、相談員巡回による目視調査を行った。その結果、横浜市や相模原市などの県内の他市と比べても大幅に減少した。
川崎市のホームレス数は、男性569人、女性13人、不明16人の合計598人。相談員が声掛けや巡回相談などに取り組んだ結果、昨年の666人より68人減少して598人だった。市内のホームレスの人数は09年に増加に転じたが、10年から減少傾向を示している。
県全体としても減少していることがわかった。都市公園や河川などで生活するホームレスは1685人。男性1629人、女性31人、不明25人。昨年の1814人から129人減少した。
全国的にもホームレスの自立支援に関する施策を展開した結果、ホームレス数は減少。昨年の1万3124人から2234人減少し、全国のホームレス数は1万890人となった。東京都23区と政令指定都市のホームレスの合計は7694人で、全国の約7割を占める結果となった。
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