21日から 外国人の体験談から国際理解深める学習会 川崎市ふれあい館で
地域で暮らす在日フィリピン人と日系ブラジル人の体験談などを通じ、国際理解を深めてもらう学習会が今月21日から川崎市ふれあい館（三浦知人館長 川崎区桜本）で始まる。
日本に住む外国人の多くが言葉の壁や学校でのいじめなどを経験している。学習会を通じ、「身近にいる外国人がどのようなことに困っているか？どのような経験を歩んできたかをわかってもらえる機会。一緒に学びましょう」と、同館スタッフのローズ・マリーさんは参加を呼びかけている。
学習会は７月19日までの毎週火曜日の全５回。時間はいずれも午後７時から９時まで。最終回はフィリピンとブラジル料理を参加者全員で作る交流会が企画されている。
参加費は無料。ただし、最終回は料理の実費として５００円がかかる。日程の詳細は次の通り.
▼６月21日 在日フィリピン女性のメッセージI『家族がいっしょに暮らしたい！』 講師＝クリスティーナ・セルバノ・許（ほ）氏（貝塚カトリック教会コミュニティ）
▼６月28日 日系ブラジルI 『”つながり”から生み出されるもの』 講師＝宮ヶ迫・ナンシー・理沙氏（多文化共生教育ネットワークかながわ）
▼７月５日 在日フィリピン女性のメッセージII『日本で暮らす仲間とのシェアリング＆わかち合い』 講師＝高橋ローサ氏（川崎市外国人市民代表者会議）、高橋季子氏
▼７月12日 日系ブラジルII『日系ブラジル人のこれまでと現状』 講師＝丹野清人氏（首都大学東京准教授、女性の家サーラー理事）
▼７月19日 交流会『ブラジル＆フィリピン料理を作ろう！』 講師＝島袋・レオノル・ミチコ氏（ブラジル）、鈴木マイラ氏（フィリピン）
詳細は川崎市ふれあい館（【電話】０４４・２７６・４８００）。
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