川崎港でみなと祭り あす8日(土)、9日(日)関連催しも多彩
「第38回川崎みなと祭り」があす8日(土)と9日(日)の午前10時から午後4時まで、川崎マリエン周辺と東扇島東公園で開かれる。今年は川崎市が川崎港の港湾管理者となって60周年の節目年。関係者は川崎の海に親しんでもらおうと、様々な催しを企画する。
「川崎港は企業港としてスタートしたため、市民にとって縁遠い存在だった。それが近年は東扇島に渚が完成し、身近になってきている。港の役割も近年では横浜港、東京港とともに国際戦略を考える上で重要な位置を占める。イベントを通じ『川崎に港あり』ということを、広く市民に知ってもらいたい」。同祭り実行委員長で(社)川崎港振興協会会長の斎藤文夫氏は力を込める。
60周年記念となる今回は川崎港の移り変わりが分かるパネル展示や友好港であるベトナム・ダナン港の紹介コーナーなど、「節目を飾るのにふさわしい」(関係者)プログラムが行われる。これに加え、海上保安庁巡視船「やしま」の艦内見学(8日午前10時から午後3時)やタレントで東京海洋大学客員准教授のさかなクンによるトークショー(9日)、石ノ森章太郎の「シージェッター海斗」ショー(8日)など、エンターテイメント性の高いイベントで構成される。
東扇島東公園では9日にビーチ相撲やビーチテニス、ビーチサンダル跳ばしなど参加型の催しを企画。ほかにもベトナム伝統音楽団による演奏(9日)や川崎舞祭(8日)など充実した内容となっている。
■ビーチバレー大会やロックフェスティバルも
川崎マリエンビーチバレーコートでは「ビーチバレー川崎市長杯」が9日まで開かれ、浦田聖子選手や西堀健実選手、浅尾美和選手らのプレーを観戦できる。また、マリエンに隣接する日本食肉流通センターでは「ちくさんフードフェア」(8日・9日)が開かれるほか、東扇島東公園では「京浜ロック2011」(9日)が行われ、大勢の人出で賑わうことが予想される。
川崎みなと祭りの詳細はホームページ(http://kawasaki-portfes.main.jp/)で確認できる。
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4月19日
4月12日