池上新町町内会 車椅子の扱い方を学ぶ
高齢者や障がい者を地域ぐるみで支援しようと、川崎区の池上新町町内会(浦野一吉会長)が「見守り・つながりの輪」を立ち上げた。今月12日には同町町内会館と冥加公園で車椅子体験会を開催した。
同町内会では、町内会館を高齢者や障がい者の拠点として活用できるよう整備を進め、取組みは神奈川県の地域支え合い活動モデル調査事業にも選定されている。このほど町内会会館にAEDや簡易型のスロープを設置したことを受け、体験会を行った。
集まりには、町内会の老人会や子ども会が参加し、車椅子の押し方のコツなどを学んだ。女性の一人からは、車椅子を押した感想について「とても力が要ることを実感した」との声が聞かれた。車椅子に乗車した別の年配女性は「不安定で怖かったが、いい経験となった」と語った。
浦野会長は開催を通じて「地域のつながりの強化を図るとともに、子どもたちには弱者への優しさを身につけてもらいたい」と話す。
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マリエンで茶道教室4月19日 |
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4月19日
4月12日