女子ユニットが美術館で講座 参加者らにプロの技伝える
川崎市岡本太郎美術館で24日、イレブンガールズコレクションによる「手ぶらで参加できるワークショップ」が開催された。
イレブンガールズコレクションとは2010年に結成された女子アーティストユニットで、全国の美術系大学の卒業生などから選ばれた20代後半から30代前半までの11人によるグループ。
この日参加したのは約50人。切り絵や版画、ちぎり絵などの講座に分かれて制作に取り組んだ。
「ちぎり厚紙版画を作ろう」の講座に参加し、2種類のカブトムシを描いていた高木隆平君(5歳)は「版画は保育園でもまだやったことがなくて楽しかった。おうちに帰ったら飾る」と話していた。
同館の職員、大高修さんは「手ぶらでふらっと来てもらえるのがいい。参加者にはプロの画材と技を体験できて良かったと思ってもらえたら嬉しい。構えずに、でも本格的にアートに触れられるので、これからも定期的にやっていけたら」と話していた。
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