無病息災を祈願 稲毛神社で夏越大祓式
茅の輪をくぐる参列者たち
稲毛神社（市川緋佐麿宮司）で６月30日、夏越大祓式（なごしのおおはらえしき）が執り行われた。
「祓式」とは、毎年の６月30日と12月31日（年越の祓）に、各地の神社で行われている神事。参列者は茅草を編んで作られた大きな輪をくぐる「茅の輪くぐり」などで、半年間の無病息災を祈る。
例年約２００人が参列する稲毛神社の夏越大祓式。夕方まで残った蒸し暑さの中、今年も近隣住民を中心に大勢の参列者が集まり、茅の輪くぐりでは長い列を作った。
境内には家族連れの参列者も多く見られた。夫と共に８カ月の息子を連れて訪れた川崎区在住の女性（32）は「（夏越大祓式は）この子にとっては初めて。３人分の幸せを祈りました」と笑顔だった。
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