7月から第4期幸区区民会議の委員長に就任した 西野 恭一さん 幸区柳町在住 66歳
「情報発信に力を注ぐ」
○…地域防災活動の推進、自転車マナーの向上、小中学生の通学路の確保、夢見ヶ崎動物公園の魅力発信―。幸区の住民が日々の暮らしの中で発見した地域課題を一堂に集まって議論し、一定の方向を見出す区民会議。前期に引き続き、委員長として会議をまとめる。7月23日に幸区役所で行われた1回目の会議では、20人の委員から約30件のもの課題が挙がった。区民会議の任期は2年のため「全てを解決というわけにはいかないが、優先順位をみんなで考え、課題解決に向け取り組んでいきたい」と力を込める。
○…これまで子ども会会長やPTA会長、町内会長などを歴任。2010年には川崎幸ロータリークラブの会長として地域奉仕に従事してきた。2年前、当時の本木紀彰区長から「幸区のために力を貸して欲しい」と依頼され、区民会議のメンバーに。他の委員から『地域の顔』として知られていたことから、委員長に推された。
○…横浜市保土ヶ谷区出身。1968年幸区に住んだのを機に、西野電気商会を創業した。現在、夫人と長男夫婦、3人のお孫さんの7人家族。親しみやすい笑顔からか地元・柳町では家族はもちろん、地域の子どもから大人まで”オーちゃん”の愛称で親しまれている。「”オールドおとうちゃん”が短くなってオーちゃん。親しみを込めて読んでくれるから気に入ってるよ」と笑う。
○…前期は、ごみ分別の出前講座や防災講座、自転車マナーアップ活動などに力を注いだ。イベントを開催した際には、訪れた人から「頑張って」、「ありがとう」との言葉をかけられすごく力になったという。「知らないことを知れて、色々な経験ができるのが区民会議の魅力」と語るが、まだまだ区民への浸透不足が悩みの種。「今後は、私たちの活動をホームページなどに掲載して、区民会議の情報を発信していきたい」と意気込む。
|
|
|
|
|
|
4月19日
4月12日