国勢調査結果を市が集計 人口減 戸手本町がトップ
市は今月6日、2010年国勢調査を基にした人口等基本集計結果を独自に集計し、町丁別に結果を公表した。対前回調査(2005年)で人口増加数が最も高かった町丁は、中原区中丸子、最も減少したのは幸区戸手本町2丁目ということが分かった。
人口増加数が多かった地域は、中原区中丸子、中原区新丸子東3丁目、宮前区犬蔵2丁目、川崎区小田栄2丁目、川崎区中瀬3丁目の順。いずれの地域もマンションへの入居が始まったことが人口増加につながった。とりわけ、中原区中丸子や中原区新丸子東3丁目は武蔵小杉の再開発の該当地域に当たり、高層タワーマンションが05年からの4年間で数多く建てられたことでトップとなった。
一方、人口減少数が多かった地域は、幸区戸手本町2丁目がトップ。幸区河原町、宮前区宮前平1丁目、川崎区京町2丁目、幸区北加瀬2丁目と続いた。
幸区戸手本町2丁目は、大型マンションの建て替えにより、2つにまたがっていた町を1つの住所に統一したことが要因。幸区河原町も河原町団地の耐震工事の影響、宮前区宮前平1丁目も、公務員宿舎の利用者半減などが影響している。
同調査では、平均年齢増加数や人口密度なども調査。結果は市HPで閲覧やダウンロードができる。
詳細は市総合企画室都市計画部統計情報課【電話】044・200・2067まで。
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4月12日
4月5日