川崎区PTA協議会の会長として同協議会の40周年式典を取り仕切る 河岸 与志夫さん 川崎区渡田在住 54歳
子どもの喜ぶ顔見たくて
○…やや強面でいわゆる「親分」のような風貌だが、語り口は柔らか。親しみやすいキャラクターを慕ってか、街中ですれ違う子どもやお母さんたちもこぞって手を振ってくる。自らも笑顔で手を振りかえすチャーミングな親分は、川崎区PTA協議会の会長。市のPTA協議会と各校PTAとの橋渡し役として、3年間活躍してきた。末っ子が中学校を卒業するため、今年がPTA生活最終年。1月の協議会40周年式典が最後の大仕事になる。「50周年へのつなぎとして必ず成功させたい」と意気込む。
○…2006年に田島小学校のPTA副会長となり、本格的にPTAの仕事に携わるようになった。それからの7年間、「子どもたちに一つでも多くのものを残したい」との思いで活動を続けている。田島小の会長時代に始めた「お泊まり会」は未だに毎年開催されている名物企画だ。この企画は夏休みに子どもたちが学校に泊まり、カレー作りや肝試しを楽しむ。滅多にできない学校での宿泊体験に、興奮して眠れない子どもも多いのだとか。「子どもが喜ぶ顔を見るのが一番うれしい」。自身もうれしそうな表情でそう話す。
○…北海道洞爺湖温泉町(旧虻田町)出身。幼少期は巨人のV9戦士に憧れたが、なぜか野球部には入らず柔道の道に。柔道では高校2年生から部の主将を務めた。高校卒業後に上京。東京での電気工事の仕事を経て、27歳の年に現在専務を務める建設会社の立ち上げに関わった。川崎に移り住んだのもこの時のことだ。
○…「しっかりしている」という長男と次男は、高校卒業とともに就職し、すでに自立している。特に長男には受け継いだものもある。田島小のPTA時代に渡田中学校を訪れた際、中学3年生だった長男が突然登壇。学校代表としてあいさつを始めた時はさすがに驚いた。「リーダーシップは父親譲りなんじゃないですか」との問いには「そうだといいけど」とはにかんだ。
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市政レポート
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