ミューザ川崎シンフォニーホール 報道陣に内部公開
川崎市は先月25日、復旧工事が完了したミューザ川崎シンフォニーホールの内部を報道陣に公開した。
市によると、崩落前はフック状の金具でホールの天井を吊り下げる方式をとっていたが、今回の復旧工事では、強固な鉄骨の下地を間に加えるとともに、「吊りボルト」と呼ばれる天井を固定する器具も、これまで最長約6メートルあったものを全て1・5メートル以内に変更した。
ホールの最上部と吊り天井の間に入っていた「筋交(すじか)い」と呼ばれる鉄骨も18ヵ所から30ヵ所に増やすなどホール全体的に地震に対して大幅な強化を図った。
完成を受け、亀岡茂雄市復旧調整担当部長は「市民への責任を果たせたという思いでいっぱい」と語った。
復旧工事は、11年10月から始まり、耐震性向上と世界的に評価が高かった音響の復元を目指し、進められてきた。工事は昨年12月25日に完了。音響についても「以前と同等の音が確保できている」という。
今後は、4月1日のリニューアルに向け、パイプオルガンの調律などが行なわれる。
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