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川崎区・幸区版 公開:2013年4月19日 エリアトップへ

4月1日付で幸消防署長に就任した 服部 直希さん 横浜市泉区在住 59歳

公開:2013年4月19日

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準備が信条の行動派

 ○…これまで宮前消防署の警防課統括主幹や多摩消防署副署長などを歴任。4月から幸消防署長に就任した。就任の挨拶では148人の署員に対し、火災現場などのあらゆる場面で、消防のモットーである『すばやく的確に』を確実に実行できる準備を求めた。「そのためには普段からのコミュニケーションが大切。署内での声かけや訓練でチームワークを磨き、安心・安全のまちを推進していきたい」と意気込む。

 ○…横浜市中区出身。大学卒業後、一度は旅行会社に就職するも「人の役にたつ仕事がしたい」との思いから83年に入局。中原消防署消防隊からキャリアをスタートさせた。印象に残るのが、98年、市民と署員合わせて7人の命が失われてしまった土砂崩れの現場。要救助者とともに、2次災害で仲間を失ったことで、あらためて危険と隣り合わせの仕事だということを実感した。「だからこそ、署長として適切な判断を下し、市民とともに署員の安全も守っていかなければならない」

 ○…幸区は高層マンションと古い街並みが残るなど防災対応の難しい街との印象。今後、発生が予想される首都直下型地震などの大規模災害に対しては「実災害に備えてさまざまな場面を想定し、救急隊とともに訓練を行っていく」という。また区民との連携という点では消防団に注目する。「ボランティアで活動する消防団のみなさんは本当に尊敬に値する。日ごろから合同で訓練を行うなど地域防災力向上に向け、連携していきたい」

 ○…夫人と長男の3人家族。休みの日には早起きしてすぐにウォーキングにでかけるなど行動派。家でゆっくり過ごすことがほとんどないという。そんな性格を知ってか、家族からよくお使いを頼まれるのだとか。「ある意味で需要と供給みたいなものだよ」と笑顔を見せる。仕事でも持ち前の行動力で各地を回り、地域と関係を築いていく考えだ。

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