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川崎区・幸区版 公開:2013年11月22日 エリアトップへ

新市長として川崎市の舵をとる 福田 紀彦さん 川崎市在住 41歳

公開:2013年11月22日

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すべては市民のために

 ○…次点に終わった前回の市長選から4年。地域を歩き、市民の声を聞いてまわった。そこで感じたのは地域で様々な悩みを抱えている住民が多いこと、そして多くが「言っても詮無い」と諦めてしまっている現実。それが低投票率にも繋がっている。だからこそ市長を先頭に職員一丸で外に出て市民の中に入っていく姿勢が大切だと訴える。目指すは「自分の1票で市政がかわった、そう実感してもらえる4年」。掲げるのは「すべては市民のために」。

 ○…政治家を志したのは米国の高校に通っていた16歳の頃。町に1つもない信号をつけたいと友人が言い出した。最初は「何言ってんだろう」と思っていたが、その声は親、市民、市長を動かした。「自分たちの街は自分たちでつくるんだ、その思いに触れた。究極の住民自治を見せられた」と振り返る。この思いが帰国後、国会議員秘書、県議、市長への道のりをつくった。

 ○…夫人と子ども3人の5人暮らし。夫人は秘書時代の同僚。政治家を知る夫人だが、それ以上に「福田紀彦」を知る存在。県会から転身し挑んだ市長選、惜敗した後、支援者から県議に戻るよう求める声もあった。しかし「後戻りのようなことはしない」ときっぱり。以心伝心のエピソードだ。また3人の子どもは投開票日に向けて1日1つ、折り紙で作った幸福のクローバーを部屋に貼り続けた。当日は壁一面に幸福が広がった。勇気づけられた。一番身近な存在が一番大きな支えとなった。「本当に嬉しかった。感謝している」

 ○…座右の銘は「限りなき理想への挑戦」。自ら考えた言葉だ。「幸せという理想は人それぞれ。政治家はその”それぞれ”に向かって挑戦し続けられることが魅力」と話す。トレードマークは笑顔。学校の恩師、友人などから「いつも笑っている」と言われる。母親からは「朝起こした時から笑顔だった」とも。笑う門には”福”きたる。市民の笑顔が咲く市政に期待したい。
 

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