銀行で強盗訓練 緊張感は本番さながら
緊張感が漂う中、職員達は真剣に取り組んだ
川崎警察署は、金融機関職員に防犯意識を高めてもらおうと11月27日、ゆうちょ銀行川崎店で模擬強盗訓練を実施した。
参加したのは、同店と川崎中央郵便局の職員約20人。警察官２人が犯人に扮して営業中の店舗に押し入った。犯人の１人が店内にいた案内係を人質にとり刃物をつきつけると、もう１人の犯人はカウンター内の職員に拳銃を向け、現金を要求。職員が用意した現金収納袋を持って逃走した。その間、職員は非常通報ボタンを押すなど、冷静に対応していた。
参加した職員は「警察官に犯人の特徴を聞かれても、覚えていないことも多く、うまく話せなかった」と、本番さながらの訓練に緊張した様子だった。
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