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川崎区・幸区版 公開:2013年12月6日 エリアトップへ

ボーイスカウト(BS)川崎地区協議会の協議会長を務める 田島宣彦(よしひこ)さん 幸区在住 56歳

公開:2013年12月6日

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成長に必要なのは冒険心

 ○…協議会長に就任し、もうすぐ1年。市内に19ある団をまとめながら、青少年育成という目的を同じくする他団体や行政とのパイプ役を担う。12月には街頭募金を市長に手渡す恒例行事、1月には成人の日のイベント会場の整備や誘導など、今後も多忙な日々だ。「地域のため、子どもたちの成長のため、これからもBSの制服を着て元気一杯に奉仕活動していきたい」と意気込みを見せる。

 ○…40年以上に渡るBS人生の始まりは小6の時、世界の子どもたちが富士山の麓に集い交流した「世界スカウトジャンボリー」をテレビで見たことがきっかけだった。「その後BSをしていた先輩に付いていったら、やっぱりいいなって」。初めはキャンプなどで体験できる仲間との様々な冒険が楽しかったが、大学生になると子どもたちを率いるリーダーとしてBSの魅力を伝える喜びに変わっていったという。「知れば知るほど惹かれていった」と、全国の指導者を教える数少ない「リーダートレーナー」の資格を取得。日本連盟のトレーニングチームの一員としても活躍中だ。

 ○…川崎市生まれ。両親、妻、三男との5人暮らし。家庭を持つ長男、次男の孫3人にも囲まれる”おじいちゃん”で、「子も孫も男ばかり。次は女の子が見てみたいかな」と笑う。共に人生を歩んできた妻には「頭があがらない。平日は仕事、休日はBSのキャンプなどでいつも家に居なかった。それでも理解を示してくれた妻には、本当に感謝の一言ですね」。

 ○…BS人口は減りつつあるが、全世界に広がる100年もの歴史ある青少年育成団体の良さを伝え続けていくつもりだ。「BSはスポーツなどと違い、なかなか結果が見えない。けれど、生きていく上で必要なことが学べるし人間形成の根底だと思う」。それを育むために、子どもたちの冒険心をくすぐっていく。「冒険心がなくなったら、人間は成長しませんから」

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