Ｗ杯での活躍誓う 川崎Ｆ、大久保選手
福田市長（右から2番目）から激励を受けた大久保選手（右から3番目）
サッカーＪリーグ１部・川崎フロンターレ対横浜Ｆ・マリノスの神奈川ダービーが５月18日、等々力陸上競技場で行われた。６月に開幕するワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会に選出された大久保嘉人選手が試合後の壮行会で活躍を誓った。
Ｗ杯前の最後のリーグ戦の神奈川ダービーには１万９６６８人が詰めかけた。注目を集めたのは代表に選出された大久保嘉人選手と市立川崎高校出身の横浜ＦＭ齋藤学選手。試合前には福田紀彦川崎市長がエールを送った。大久保選手に対しては「川崎市民として誇りに思っている。大いに暴れていただきたい」。一方、齋藤選手に対しても「市に大変ゆかりの深い選手。活躍を祈っている」と激励した。
現在公開中のお風呂を題材にした映画『テルマエ・ロマエII』でアントニヌス・ピウス役を務めた俳優の宍戸開さんも登場し、「大久保選手ぜひともゴールを決めておくれ」とエールを送る場面も見られた。
試合後には壮行会が行われ、大久保選手はサポーターが用意しただるまにペンで目を入れ、必勝祈願。「みなさんの声援のおかげで日本代表に入れました」と感謝の言葉を述べた。
サポーターから「Ｗ杯での得点王になって」との呼び掛けに「頑張ります」と、はにかんだ。
中原区在住の伊藤俊さんは「フロンターレ魂をみせてくれ。熱いゴールを決めて日本の子ども達に夢をみせてほしい」と期待を寄せた。
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