県川崎高 「悲願の1勝」へ意気込み 12日浜スタで開幕戦
第96回全国高校野球選手権神奈川大会が7月12日(土)に開幕する。区内からは3校が出場(=中面特集)。6月7日に行われた組み合わせ抽選会で開幕戦のくじを引いた県立川崎高校は、横浜スタジアムで市立横須賀総合高校と対戦する。
くじを引いた沼尾凌太郎主将(3年)は、「『やってしまった』と思った」と、注目度の高い開幕戦に当初は及び腰だった。だが、日を経るごとに自身の心境も、部の雰囲気も変化してきたという。「決まったからにはやるしかない」。大会に備え、平日は放課後3時間、土日に4、5時間のこれまでの練習時間に加えて、朝練1時間が追加された。古屋広大監督は、「もともと団結力のあるチームだが、全員が学年に関わらずボールボーイやランナーコーチを率先して務めるなど、当事者意識を持って練習に臨んでいる」と話す。
04年に単位制の新校として再編されて以来の、大会初勝利が悲願だ。メンバーは10人と決して豊富ではないが、今回初めて部員以外の助っ人に頼らない「純正野球部」として戦う。「当たり前のことを当たり前に」と言い続けてきた古屋監督の言葉に応えるように、沼尾主将も「当たり前のことができて初めていいプレーが生まれる」と、噛みしめるように話す。
「神奈川県高校野球の象徴的存在」と古屋監督が語る横浜スタジアムの舞台はもう目の前だ。「全力で戦い、1勝します」と、沼尾主将は力強く宣言した。
開会式は12日正午から。試合は午後2時10分開始予定。
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