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川崎区・幸区版 公開:2014年7月18日 エリアトップへ

川崎市スポーツ協会特別優秀賞を受賞したなでしこジャパンの 宇津木 瑠美さん 川崎市出身 25歳

公開:2014年7月18日

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苦労を厭わない日本の左

 ○…なでしこジャパンの一員として戦ったアルガルヴェカップ準優勝やフランスの所属チーム・モンペリエHSCでの活躍が評価され、生まれ育った川崎市から表彰された。「地元で賞を貰えるのは嬉しい。帰ってこられる場所があるっていいなと実感できるし、初心に戻れる」と喜ぶ。そして「海外に出て日々成長を感じている。これからさらに良くなりますよ」と輝く笑顔は頼もしい。

 ○…サッカーを始めたのは物心つく前、兄妹の影響。「気がついたらボールを蹴るのが日課になっていた」という。小学生の時には川崎フロンターレのジュニアユースに入団。唯一の女子だったが、男子に交じり技術を磨いた。中学からは日テレに所属、高校で日本代表U17に選ばれ一気に飛躍し、U20とフル代表も掛け持ちした。その後は日テレ本社でOLとして働きながらサッカーを続け、二足のわらじで活躍。「今はすぐプロになる選手もいるけど、社会に出て視野を広げられたことは大きな経験。考え方やコミュニケーションが生かされている」

 ○…高津区出身。4人兄妹の末っ子。西梶ヶ谷小、宮崎中卒業。幼少時は高津区民祭やベランダから見える多摩川の花火大会が楽しみの一つだった。「家から二子玉川まで自転車でよく出かけたけど当時は何もなかった。でも今はセレブ感がすごいですよね」とまちの変化に驚いている。

 ○…5月のアジアカップで初優勝を果たした。「アジアはレベルが高い。優勝を喜んでいる余裕はない。さらに成長しなければいけない」と気持ちはすでに来年のW杯に向く。レフティー特有の間合いやトリッキーなプレーに期待感が高まるが「それ以上にハードワークや強い気持ちを見てもらいたい。川澄選手もだけど、『日本の左は肉食系』って言われてますから」と笑う。2連覇のかかるW杯に「世界一という慢心は捨て、挑戦者の気持ちで戦う」と意気込んでいる。

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