「な、なぜ川崎でオカマの映画?」と首を傾げる方も多かろう。かくいう私もそうだった。しかし原監督の脚本に惚れ込んだ佐谷プロデューサーを先頭旗手に、かわさき街おこしシネマプロジェクトが議論を重ねるうち『なぜ川崎で』の疑問が『川崎でなければならぬ』の熱い想いへと変わっていった。川崎の街の親しみやすさ、居心地の良さ、今なお健在な人情の温かさ。そして誰でも受入れる懐の広さ、川崎が舞台でなければ撮れない映画だった。ちょっと切なくて、でもどこかほっこりする映画としてご覧頂いた方の心の片隅に長く留めてもらえる映画であればこんなにうれしいことはない。
10月4日からチネチッタを皮切りに全国順次公開。チケットは前売り1400円。申し込みは、かわさき街おこしシネマプロジェクト足立公司さん(090・5617・2184)。
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