15回目となる「1円玉チャリティコンサート」を主催するアマチュアバンド・ブルーゾーンのリーダー 川島 孝男さん 浅田在住 64歳
夢は1千人コンサート
○…5年前に「好きな音楽で、何か社会の役に立ちたい」と始めた小さなチャリティコンサートが、9月13日の開催で15回目を迎える。初回の観客は30人あまりだったが、今では200人近くにまで増えた。「こんなに大きくなるとは思っていなかった。ここまできたら、いつか1千人入る会場でやってみたい」と夢を語る。公演名「1円玉チャリティコンサート」の由来は「1円でも1万円でも、寄付する心が大切」との理念にある。今までに約50万円の寄付金を集め、全額を東日本大震災の被災地などに送っている。
○…09年に結成したブルーゾーンは、弟の敏夫さんとみどり夫人、いとこ4人を合わせた7人からなる「ファミリーバンド」。毎年2、3回のチャリティコンサートのほか、小田銀座商店街のイベントなどで演奏を披露する。「堅苦しいのは好きじゃないからさ」と弁当持参可、演奏への飛び入り参加可など、観客が自由に楽しめる雰囲気作りを徹底。人気を博す。
○…浅田小学校、京町中学校を卒業。現在バンドで担当するエレキギターに初めて触れたのは、川崎工業高校(現・川崎工科高校)在学時だ。憧れは当時全盛だったベンチャーズやスプートニクス。質屋で目に留まった1万5千円のギターを手に入れるために、小田の工場で1年半、時給80円のアルバイトを続けた。初ライブは、高校3年時。地元・浅田の祭りのステージだった。「下手だったけど、みんな喜んでくれた」。その時の感動が、音楽活動を続ける原点となっている。
○…3男1女の父。末の娘が通う住吉高校のPTA会長を務めて2年目になる。「子ども達が安全に学校に通えるように、環境を改善していける」とそのやりがいを語る。娘は高校入学と同時に軽音楽部に入部し、ドラムを担当。「いつか同じステージに立てたらうれしいですよね」。「ファミリーバンド」の新展開に思いをはせる。
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市政レポート
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