川崎区・幸区版 掲載号:2014年9月26日号 エリアトップへ

アートガーデンかわさきで初の個展を開催する報道写真家 藤田 観龍(かんりゅう)さん 追分町在住 71歳

掲載号:2014年9月26日号

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現場の「希望」に光当てる

 ○…報道カメラマンとして日本各地を飛び回り、49年。集大成となる写真展「写真リアリズムの軌跡」をアートガーデンかわさきで10月7日から開催する。「現場には必ず人間のドラマがある。それを写真として切り取り、記録することで、その事件や事故、災害の教訓を後世に残したい」。そんな信念で、御巣鷹山の日航ジャンボ機墜落事故、雲仙・普賢岳火砕流、阪神淡路大震災など、数々の歴史的事件の現場でシャッターを切り続けてきた。

 ○…福岡県出身。中学卒業後に上京し、東京都港区の工場に勤めた。カメラ部品の製造にかかわったことから、撮影にも興味を持ち、25歳で新聞社の写真部に転身した。撮影時には「希望」に光を当てることを忘れない。どんなに悲惨な事件・事故現場でも、遺体の写真は一切撮らなかった。生存者が必死で生きようとする姿、救助活動にあたる自衛隊員や消防隊員の姿をフィルムに収めた。

 ○…報道写真とともにライフワークとしているのが、全国各地のモニュメントの撮影だ。「自然災害もそう、戦争もそう。繰り返してはいけないというメッセージを伝える意志が結集している」。自身の写真哲学にも通じるモニュメントのあり方に魅了され、約30年かけて4000点以上を写した。彫刻や碑にテーマを絞った写真集も5冊刊行している。現在は東日本大震災の被災地に新たに設置された慰霊碑などを撮影。6冊目の写真集としてまとめあげるのが、次なる目標だ。

 ○…川崎区に住んで50年。幼少期から好きな野球を観に、川崎球場(現・川崎富士見球技場)には足しげく通った。「報道で入ると好きな角度から観戦できる。楽しかったね」と笑う。村田兆治や落合博満のプレーに息をのみながら、夢中でカメラを構えた。大阪球場で「江夏の21球」を撮ったのも自慢の一つだ。名前に入る「龍」にちなみ中日ファン。現在も息子や孫と年7、8回は球場に通う。
 

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