川崎市は11月27日、インフルエンザの流行シーズンが始まったと発表した。
市保健福祉局によると「インフルエンザは例年12月中旬から3月末にかけて患者数が伸びるが今年は1カ月ほど早い11月中旬から高い推移で患者数が伸びている」という。11月から流行が始まるのは2007年以来7年ぶり。
特に患者数が多いのが、ターミナル駅のある川崎区と高津区。14歳以下の感染が多く、市内では11月30日時点で小学校の学級閉鎖が13件発生している。
健康安全研究所によると、「今年の流行は香港A型で、感染力が強く高熱が続く。症状が重い場合は、脳炎や脳症などの中枢神経系に影響を及ぼすことがあるので『意識がもうろうとしている』『変なことを言い始める』などの症状が出た際は、すぐに医療機関に行ってほしい」と呼びかけている。
市健康福祉局は、1カ月早いということで今後どのような推移をたどるかは不明。だからこそ外から帰ったら、必ず手洗い、うがいの徹底や、人にせきやくしゃみをかけない「せきエチケット」、部屋の湿度を50%から60%に保つなど「インフルエンザに『かからない、うつさない』ための正しい衛生習慣を身に付けてほしい」としている。
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