市はこのほど、昨年10月から12月にかけて募集していた川崎富士見球技場へのネーミングライツパートナーに、富士通(株)(中原区)を予定していると発表した。同社との交渉後、1月下旬に契約を締結する予定。成立すれば、4月1日から「富士通スタジアム川崎」の愛称が付く。
ネーミングライツは、企業が主にスポーツ・文化施設等の愛称に、企業名やブランド名を冠することができる命名権のこと。命名権を購入する企業にとっては宣伝効果が期待でき、市にとっては、ネーミングライツ料で市の施策の財源確保や市民サービス向上策に充てることができるメリットがある。
他のネーミングライツ導入施設には、東京・調布市の「味の素スタジアム」、県内では平塚市の「Shonan BMWスタジアム平塚」などがある。
ネーミングライツを導入した施設は、川崎市では今回が初。ネーミングライツ料は年額1千万円で、今年の4月から5年間以上の契約となる。市では、ライツ料を同球技場の補修や富士見公園の魅力向上のために役立てていくとしている。
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