川崎警察署が2月16日、大島5丁目町内会館で振り込め詐欺をテーマにした寸劇を行った。
この日集まった老人クラブ・大島5丁目「友美会」の会員25人を前に、振り込め詐欺犯と被害者に扮した署員が「息子を騙り、現金入りの鞄を電車に置き忘れた」という手口を披露。現金百万円がだまし取られたという結末に、見学していた会員は「こんなやり方だとだまされてしまうかも」と危機感を抱いていた。
同署では昨年、管轄内の全町内会に案内し、要望のあった町内会や老人会に出向いて交通安全や振り込め詐欺対策の講話や寸劇を行っている。振り込め詐欺については、昨年1年間の県の被害総額が42億円にのぼった。同署は、巧妙になっている手口を紹介し、広く啓発することで被害を減らしたいとしている。
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