市政報告 困難を抱える方々に新たな相談窓口を開設 維新の党 川崎市議会議員 ためや義隆
自殺対策、不登校や引きこもり等、メンタルヘルスの問題について度々議会で議論し、取り組んでまいりましたが、今年2月1日から「アルコール・薬物依存症、社会的ひきこもりメール相談窓口」が開設となりました。2年前に、私が議会での質問にて「メールを活用した相談窓口を設けるべき」と提起、要望したことがきっかけです。
これまでも電話相談、面接相談は行われておりましたが、本当に困難な状況にある方は電話や窓口で相談することは難しいものです。ならば、メールで悩みを相談する「新たな窓口」をつくる事で、今まで届かなかった声を受けとめることを行うべきと考えておりました。メール・テキスト文書でのやりとりは、未知のリスクがあるため研究検討の時間がかかりましたが、他都市での事例も研究し、今年実施になったとの事。
対象は原則、「川崎市に在住の方」。料金は無料、相談員がメールにて相談を受ける形で、回答にはおおむね一週間程度の時間が必要とのことです。そのため、命に関わるなど緊急の対応を要する相談には対応できておりません。またお返事は原則1回のみで、継続的なメール相談には応じておらず、継続相談をご希望の方には適切な窓口をご紹介することになっています。
新たな窓口が出来たという、いわば小さな一歩ですが、困難を抱える方々が1人でも救われてほしいと思います。いずれにしてもスタートしたばかりの取り組み、実施状況や問題点を含め、今後もこの取り組みに注視していく所存です。
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4月19日
4月12日