桜本の在日コリアン高齢者を中心とした交流クラブ「トラヂの会」に通う李順子(イ スンジャ)さんの100歳の誕生会が今月17日、活動拠点の桜本保育園で開かれ、多くの同胞ハルモニ(おばあさん)らから祝福された。
李さんは1915年2月18日生まれの在日1世で現在は大田区に在住する。トラヂの会は98年の設立当初からの会員。
誕生会は韓国・朝鮮で1歳を迎えた際に祝う「トルチャンチ」と呼ばれる儀式を模して行われた。テーブル前にはチヂミなどの料理が並べられ、李さんは民族衣装のチマ・チョゴリを着用し、頭に冠をかぶって会に臨んだ。「クンジョル」と呼ばれる拝礼やお金や糸などを使って将来を占う「トルチャビ」と呼ばれる儀式などが行われた。
会を運営する青丘社の三浦知人さんは「順子さんは温厚な人柄でいつまでも健康を維持し、会員の憧れの存在。順子さんのような100歳になりたい」と祝辞を寄せていた。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|