川崎区・幸区版 掲載号:2015年2月27日号 エリアトップへ

川崎市相撲連盟の顧問を務める 櫻井定吉(さだきち)さん 昭和在住 88歳

掲載号:2015年2月27日号

  • LINE
  • hatena

双葉山に導かれたふんどし人生

 ○…市内のアマチュア相撲を統括する川崎市相撲連盟の重鎮として長年、会を支える。連盟の理事長として尽力した経験もあり、夏休みには希望者を募って相撲部屋での練習へ引率するなど、相撲教育にも力を注いだ。毎年5月に富士見公園相撲場で行われる「川崎市子ども相撲大会」は今年で59回目。自身は第1回目の発起メンバーで、土俵づくりにも携わった。思い入れのある場所での同大会には今でも毎年出向き、子ども達の勇姿を見守る。「あの土俵から巣立って大学の相撲部で活躍した子がたくさんいるんですよ」。

 ○…相撲に興味を持ったのは小学3年生のとき。自宅近くにある会社に、当時の人気力士だった双葉山と鏡岩が来訪したと聞きつけ向かうと、双葉山から「おいでおいで」と手招きをされた。「相撲の取り組みの真似事で双葉山の大きな身体を夢中で押しました」と生き生きと語る。その後、14歳のときに市立川崎高等小学校の相撲部に入り、相撲人生がスタートした。

 ○…16歳で入社したヂーゼル自動車工業株式会社(現・いすゞ自動車株式会社)でも相撲部に入部し、稽古と仕事に汗を流した。当時は実業団の相撲部が競う大会が盛んで、団体戦や個人戦で多くの勝利を収めた。47、48年の県大会青年の部では2年連続優勝。47年から50年までは4年連続で国体への出場を果たした。30歳で競技を退いてからは、監督として教え子を全国大会の勝利へ導いた。

 ○…夫人と次男との3人暮らし。20歳のときに自ら志願して入隊した日本軍から復員後、23歳で結婚。その頃は会社務めをしながら半農半漁の生活を送り、家の田畑、夫人の実家の家業のノリ付け作業、そして相撲の稽古と身体が休まることはなかった。「ずっと身体を使っていたおかげで今もこんなに元気」とにっこり。「相撲に関わって70年以上。まだまだアドバイスしながら、川崎の相撲がもっと盛り上がるようにしたいね」。
 

川崎市川崎区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://www.daviusliving.jp

<PR>

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

梅本 誠さん

エンタメ集団「川崎セブンスター」の代表を務める

梅本 誠さん

川崎区中瀬在住 63歳

10月22日号

高田 健二さん

全日本ベテランテニス選手権の男子85歳以上ダブルスの部で優勝した

高田 健二さん

幸区神明町在住 85歳

10月15日号

中村 博基(ひろもと)さん

大師稲荷神社の宮司に就任した

中村 博基(ひろもと)さん

川崎区中瀬在住 41歳

10月8日号

藤原 優子さん

香辛子レシピコンテストで最優秀賞を受賞した

藤原 優子さん

川崎区小田在住 36歳

9月24日号

向坂(さぎさか) 光浩さん

川崎アゼリアの代表取締役社長を務める

向坂(さぎさか) 光浩さん

多摩区在住 60歳

9月17日号

蛯原 帆奈海さん

若者の地域活動を支援する市民団体「川崎ワカモノLab」の共同代表を務める

蛯原 帆奈海さん

幸区南加瀬在住 22歳

9月10日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月26日0:00更新

  • 6月19日0:00更新

  • 9月13日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook