第32回わが町かわさき映像創作展の表彰式・作品上映会が2月28日、川崎市総合教育センターで開かれ、市立商業高等学校(幸区)の放送委員会が制作した作品が金賞を受賞した。
今回は23作品が出品され、商業高校放送委員会が出品したのは『What is BOSAI(防災)?〜高校生にできることは?〜』と題した防災をテーマにした作品。
防災訓練になかなか興味を持てない高校生に、より興味を持ってもらえるよう、同校の生徒が出演しドラマ仕立てで身近な地域の防災について紹介。制作者の内藤千静さんは「金賞に選ばれて、正直驚きました。校内でも放送して、防災について意識してもらえれば」と話し、中山剛さんは「防災に関する作品を残すことで、防災への意識を持ち続けてもらいたい」と防災をテーマにした理由を語った。
斯波怜央さんは「いつ首都直下型地震が起きてもおかしくないと言われており、関心が高まっている」とこの時期に作品を発表できた意義を強調した。
放送委員会顧問の佐々木美和子教諭は「金賞を頂けたことは、『この作品を活用して一人でも多くの人に防災について伝えてほしい』ということだと受け止め、行政機関などに依頼して様々な場所で防災啓発映像として上映する機会を増やしていきたい」と話した。また、今後校内での防災訓練の際に、生徒の前で上映するなど活用していくという。
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