県政報告 「70歳 現役社会」をめざします!いきいきと働ける職場づくりを 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
2008年の内閣府の調査によれば、「何歳まで働きたいか」との質問に対し、7割以上の方が70 歳までか、あるいはそれ以上と回答しています。その理由も、収入の確保だけではなく、社会参画や”生きがい”をあげる方が多いのが日本の特徴です。
現在、高年齢者の雇用確保を実施する企業は、98・1%に上り、うち希望者全員が65歳まで働ける企業は、71・0%まで達していますが、その先の65歳以上の雇用となると、慎重な企業が多いのが現状です。
企業に無料アドバイザーを派遣!
私は、企業に対し、高齢者雇用のメリットなどを説明し、70歳以上まで就労できる制度の導入を働きかけるべきだと、昨年12月の本会議で提言しました。
これを受け、県ではこのほど、高年齢者従業員の処遇を改善し、職場定着を支援する事業を開始しました。
これは、アドバイザーが企業を訪問し、人事担当者、高年齢の従業員それぞれに向けたセミナーや研修を実施します。また、企業を随時フォローしながら、70歳以上まで雇用できる、就労制度の導入や、職場環境の改善などを行っていきます。
詳しくは、(株)インテリジェンス高年齢者人材活用支援事業事務局(【電話】044-221-3240平日9時〜18時)。費用は無料です。
やりたい仕事をみつけます!
また、私は、高齢者の皆様が、経験や個性を活かし、希望される職業に、希望される条件で就けるように、相談体制の充実と職種の開拓をするべきだとも提言してまいりましたが、今定例会では、地方創生交付金を活用して「かながわ しごと支援センター(仮)」を設置し、職業開拓員を配備する予算案が計上されました。
いくつになっても、いきいきと社会で輝いていただける制度をめざしてまいります。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
5月20日号
5月13日号