神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2015年4月24日 エリアトップへ

川崎市商店街連合会の「組織強化推進マネージャー」に就任し1年を迎える 築田 弘志さん 横浜市在住 58歳

公開:2015年4月24日

  • LINE
  • hatena

商店街再生に全力投球

 ○…商店街再生の要として、市商連から託され一年。商店街への加入率向上にむけた取組みをはじめ、大型店やチェーン店と共存共栄を図るための仕組みづくり、運営経費を捻出するための街路灯広告の活用など、新しい試みを進めてきた。「やっとレールを敷くことができた。いよいよ実行に移すとき」と意気込む。各地域の商店会の会議などにも積極的に参加し、商店主らとも交流を深めてきた。任期はあと2年、周囲からの期待は増している。

 ○…大学時代に購入したラジオに興味を持ち「商品企画に携わりたい」とソニーに入社。営業や販促、商品企画から海外マーケティングまで様々な部門で会社に貢献、社長からの信頼も得る存在に。そんな順風満帆な会社員生活も5年前に自ら終止符を打った。理由は「輝きを失いつつある商店街を何とかしたかったから」。実家が京都の茶屋とあって商店街巡りが好きだったが、出張先で目の当りにしたのは「シャッター街」。社会貢献したい思いも強く、小売店等を支援するコンサル会社を立ち上げた。市商連の仕事も思いは同じ。「偶然妻が公募を見つけ即応募しました」。その熱意とキャリアが買われた。

 ○…長女長男とも自立し現在は夫人と二人暮らし。今年は初孫も誕生した。「娘がつい最近まで里帰りしてて。孫をお風呂に入れるのが私の役目でね」とニッコリ。趣味のカメラとビデオで子どもの成長を残し続けてきたアルバム。母となり改めて目にした娘が再び実家を離れる時「今まで大切に育ててくれてありがとう」。その言葉が嬉しかった。

 ○…商店街が抱える課題の一つが後継者不足だ。「アイデアを生む若い担い手が必要。そのために、現役世代が背中を見せていかなければならない」。好きな言葉は、師から学び形を変え新たな境地へと進むことが重要だとする意の「修破離」。自らにも言い聞かせながら、商店街の活性化へ全力を注いでいくつもりだ。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook