川崎Ｆ大久保選手（右）とドルトムント香川選手。攻撃を牽引する２人に注目
川崎フロンターレが等々力陸上競技場で７月７日、日本代表の香川真司選手が所属するドイツの名門、ボルシア・ドルトムントと親善試合を行うことになった。世界的にも有名なチームが間近で見られるだけに市内は喜びや期待の声が聞かれる。
川崎Ｆは大久保嘉人選手やレナト選手など得点力の高い選手が揃い、Ｊリーグ屈指の攻撃力で知られる。 ドルトムントは、ブンデスリーガ１部所属のサッカークラブ。香川選手をはじめ、ドイツ代表マッツ・フンメルス選手やイタリア代表チーロ・インモービレ選手など各国代表の選手が名を連ねる。ハイテンポで攻撃的なスタイルが特徴で２０１０シーズンから２年連続でリーグ優勝経験をもつ。同クラブとしては初のアジアでの試合となる。
試合は両チームのスポンサーである「プーマ」がマッチングしたことで実現。攻撃的なクラブ同士の対戦となるだけに攻守の入れ替わりの激しい見応えのある試合への期待が高まる。川崎Ｆキャプテンの中村憲剛選手は「ヨーロッパのトップチームと試合ができるのはチームにとって大きなこと。楽しみにしている」とコメント。香川選手は川崎Ｆ公式ＨＰを通じ「日本で親善試合ができるのはすごくうれしい。日本のみなさんにドルトムントを知ってもらうためにもすばらしい試合をしたい」とのメッセージを出した。
親善試合の発表を受け、市内からも喜びの声が聞かれた。福田紀彦川崎市長は「とても光栄なこと。世界に向けて川崎フロンターレの存在を大いにアピールしてほしい」と声明。川崎Ｆサポートショップでもある飲食店を中原区で営む石井雅彦さんは「等々力でこのような試合が行われるのは大変楽しみ。試合観戦の後は周辺のお店を利用して頂ければ」と地域活性にも期待を膨らませた。
チケットは、６月５日から川崎フロンターレ後援会会員対象に先行販売。一般販売は６月13日から。価格は自由席４５００円から、ドルトムントのユニフォーム付きスペシャルシート２６０００円などもある。
チケットに関する問い合わせは、【電話】０３・３５７０・５６２１同試合チケット事務局へ。
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