川崎市は人材不足に悩む市内の中小企業を応援しようと、雇用主や採用担当者を対象にしたセミナーを8月13日(木)、高津区溝口で開く。
とりわけ介護・福祉、建設・電工、運輸、保安業界の有効求人倍率は約2倍から3倍となるなど、人材不足が深刻化している。これまで同市では合同就職説明会や就業マッチング事業を展開するなど、求職者への就業支援を中心に取り組んできたが、企業に寄り添う支援も必要と判断。その一環として、雇用主や採用担当者へ専門家が直接アドバイスするセミナーを企画した。
セミナーは、川崎市生活文化会館(通称てくのかわさき)5階第5研修室で午前10時から正午まで開催(受付時間は午前9時45分から)。65歳以上の高齢者の雇用をはじめとしたシニア人材の活用▽助成金受給のためのポイント(就労困難者雇用で支給される助成金)▽雇う企業側が注意しなければならないポイント▽ベトナム人技能実習生など外国人人材の活用――について学ぶ。講師はヒューマンアシストみらい代表で社会保険労務士の市川惠子氏。同市では「希望通り人材確保できないという中小企業の方の採用活動の視野を広げるきっかけになれば」と期待を寄せる。
参加費は無料。事前申し込み制。定員は先着30人。川崎市就業支援予約専用ダイヤル(【フリーダイヤル】0120・95・3087)。詳細については、川崎市経済労働局労働雇用部(【電話】044・200・2276)。
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