昨年も多くの人出でにぎわった
大師本通り商店会（鈴木明良会長）で８月30日（日）、「１００円縁日」と題したイベントが開催される。商店会各店の店主が軽食屋台や昭和の遊びが楽しめるコーナーに立ち、街と地域住民とのふれあいを創出する。
同商店会は「安心、安全、住みやすい本通り」を掲げ、14年７月に老朽化していた街路灯を一新。完成記念イベントの中で行った「１００円縁日」には約６００人が来場し好評だったことから、今年も実施することになった。約20年前までは、隣接する子育て地蔵通りで毎月縁日が行われており、地元民の交流の場として息づいていた。そのにぎわいを蘇らせようと、今年４月には大師地域の各商店会が参加して「子育て地蔵まつり」が行われ、盛況だったことも開催を後押しした。
当日は商店会の店主やスタッフのほか、大師中と南大師中の学生数人がボランティアとしてイベントに参加する。鈴木会長は「川崎は事件が起きたこともあり、これまで以上に地域の結びつき、人とのふれあいが大事になってくると思う」と話し、「イベントを通して『こんな店主が本通りにいるんだ』と思ってもらえたらうれしいし、我々には地元の方達と交流したいという願いがある。地域の子ども達とも積極的に関わっていきたい。それが安心、安全ということに繋がる」と思いを口にする。
わたがしやフランクフルト、かき氷、ポップコーンといった軽食が販売されるほか、ヨーヨーつりや射的などのコーナーも設けられる。各ブースをまわってスタンプを３つ集めると１回参加できる「ガラポン抽選会」も開催。また、商店会には２人の「忍者」が潜んでおり、見つけて合言葉を言うと粗品がもらえるという初の試みも行われる。
午後２時から５時。問い合わせはスナミ電機商会（【電話】０４４・２８８・０３５４）へ。
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