星野受刑者の絵に見入る人たち
沖縄返還協定の批准に反対し、警察官を殺害したとして逮捕され、無期懲役を受けている星野文昭受刑者が獄中で描いた絵を展示する「星野文昭絵画展ｉｎ川崎」が、8月21日から23日まで市教育文化会館で行われた。
星野受刑者は刑務所内で本を読み、訪れたことのない場所でも想像で絵を描いているという。
普天間基地移設問題で揺れる辺野古の海や、アフガン・カブールにいる姉妹などの水彩画など17枚が展示され、3日間で１９４人が来場した。
会場を訪れた人のアンケートからは「獄中にいる人が描いたとは思えないくらい明るい画面が素晴らしい」と言った声が寄せられた。
星野受刑者の逮捕を巡っては、逮捕は不当だとして、無実を訴える人が各地でデモや集会を行っており、絵画展もその一環として開かれた。
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