9月4日付で川崎臨港警察署長に就任した 小高(おたか) 藤安(ふじやす)さん 区内在住 55歳
いつも明るく前向きに
○…「誇りに思う反面、責任を感じて身の引き締まる思い。生活安全部での捜査経験を活かし、少年非行や振り込め詐欺防止といった総合的犯罪抑止対策に努めていきたい」と56代目の川崎臨港警察署長に就任した抱負を語る。また臨港地区は工場や住宅街が共存する地域。「工場地帯の企業と手を取り合い、防災対策も取り組んでいきたい」とも語る。
○…これまでに中原警察署副署長や横須賀警察副署長などを歴任した。生活安全部を歩み悪質商法対策や振り込め詐欺の防止などの犯罪抑止に取り組んだ。2月に発生した川崎中1生殺害事件を受けては、署員が小中学校へ出向いていじめ防止などの規範意識を高める非行防止教室や、万引きやいじめをしないために小中学生同士が話し合って対策を考えるサミットの開催を積極的に推進した。臨港署でも引き続き強化していく方針だ。
○…海老名市出身。高校1年生の時、通っていた高校の近くに座間警察署が新築された。部活動で学校の裏通りを走っていた時に「頑張れよ」と署員から励まされて、親しみを感じていた。「暇な時においで」と言われて、署員と話をするように。高校3年生の時、署員から仕事の話を聞いていると「警察官にならないか」と誘われた。気さくでいきいきとした署員の姿に惹かれ、警察官を目指すことを決めた。
○…妻、長男、長女の4人家族で、現在は単身赴任中。趣味は野球観戦で、仲が良い長女とは年1、2回一緒に観戦に行く。娘の話を語った時の表情は柔らかだった。また、署員の草野球チームに入っていた時期もあるが「最近は忙しくてなかなかできない」と嘆く。一方で体力が第一の警察官として、ランニングで体力作りに励む。自身の性格は「いつも明るく前向き」と晴れやかな表情。安全・安心なまちづくりのため、これまでの経験を活かして、職務を全うする。
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4月19日
4月12日