日本共産党川崎市議団市政報告 浜川崎線・小田栄駅の安全対策について、警備員の配置を求める 佐野 よしあき
私は、昨年の第5回定例会一般質問で、本年3月のダイヤ改正にあわせて、開業となる南武線支線(通称・浜川崎線)「小田栄駅」の安全対策について取り上げました。この駅は、車、バス、自転車、歩行者の動線が交錯する危険な踏切で、しかも、駅の構造が上りと下りでは、踏切をはさんで別々の側に設置される変則的な構造になっており、地域住民や町内会からも安全対策の強化を求められていました。
川崎市は、小田栄駅の利用者数について、駅設置が地域住民に広く周知され、通勤通学等の利用経路として定着した段階で約3,500人の方が利用するとしています。
また、ピーク時の利用者数につきましては、隣接する川崎新町駅と同様と考えているとしています。その川崎新町駅では、朝7時台のピーク時の1時間あたりの利用者数は、平成26年7月に実施した流動調査では、約400人の方が利用しています。
そこで、私は、現在警察交渉も行われており、その安全対策の内容について確認しました。
まちづくり局長は、「既存道路につきましては、車道と歩道の幅員を見直すことにより、可能な限り歩道を確保するとともに、視覚的に歩行者と自動車等との分離を図る路肩のカラー化を行っていく。また、小田踏切バス停には、構造的に歩行者を分離するマウンドアップ化を行うことにより、バスを待つ利用者の安全性を確保する。さらに、尻手方面行きの駅舎側に駐輪スペースを設置し、その出入り口には、自転車と歩行者等との交錯を防止するため空間を確保するとともに、交通規制標識や注意喚起看板の設置等を行い、わかりやすい交通処理を行っていく」と答えました。
私は、「道路の形状や動線の見直しなどシステムの変更と案内看板の設置や町内会への広報等を行うとしているが、思わぬ飛び出しや無理な踏切の横断を防ぐためにも、誘導員を配置するなど、当面、警備員など人の配置は欠かせない。特に、高齢者や障がい者など交通弱者の利用を考えるとなおさら警備員などの配置を行い、万全を期してほしい」と要望しました。
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4月19日
4月12日