神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2016年1月15日 エリアトップへ

県政報告 提案が実現!!「てんかん治療拠点病院」 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

公開:2016年1月15日

  • LINE
  • hatena

●●●

 厚生労働省は全国で8つの「てんかん治療拠点病院」を選定。神奈川県では、日本医科大武蔵小杉病院が選ばれました。

●●●

患者の数は100万人 

 てんかんは、脳の神経細胞の過剰な電気活動により、けいれんや意識障害などを繰り返し起こす脳の疾患で、国内の患者数は現在約100万人。100人に一人が発症している病気です。適切な治療を受ければ患者の大半は発作を抑えることができ、日常生活を送れます。しかし、日本てんかん学会が認定する専門医は全国で約530人と少なく、専門外来も足りていません。このため脳神経外科や精神科など、病院ごとに治療を担う科が異なり、適切な治療に繋がらないケースもめずらしくありません。また、最近では、高齢者のてんかんによる運転事故も発生し、社会問題となっています。

日本初の診療体制

 こうした状況を受け、厚労省は地域のてんかん治療の中核を担う拠点病院の整備を模索。この動向を受け、私は一昨年の第3回定例会で、県内で専門的な治療を行っている総合病院として日本医科大武蔵小杉病院を例に挙げ、神奈川県として拠点病院の設置に取り組むべきだと提言しました。

 その後、厚労省は【1】専門医がいる【2】診断に必要な機器がある【3】脳神経外科や精神科など複数の診療科がある総合病院―――を条件に全国で、日本医科大武蔵小杉病院を含む8病院を選定しました。

 拠点病院は地域の医療機関に治療上の助言をするほか、専門知識を持った医療スタッフによる相談窓口を設置し、高度な医療が必要とされた場合の患者の受け入れも行います。

 今後は県内での専門医ネットワークを築き、さらなるてんかん治療の充実をめざしてまいります。

てんかん診療について、 黒川院長(右端)から説明を受ける西村くにこ県議
てんかん診療について、 黒川院長(右端)から説明を受ける西村くにこ県議

西村くにこ

横浜市中区日本大通り1番地

TEL:045-210-7630

http://xn--y8ji5e5170a8y9a.com/

川崎区・幸区版の意見広告・議会報告最新6

ひとり親家庭の支援を中小企業の販路拡大を

市政報告

ひとり親家庭の支援を中小企業の販路拡大を

公明党川崎市議会議員団 浜田まさとし

3月22日

災害対策 妊産婦・乳幼児専用避難所の整備を要望医療関係団体との連携強化と、訓練の実施を!

市政レポート

災害対策 妊産婦・乳幼児専用避難所の整備を要望医療関係団体との連携強化と、訓練の実施を!

議会運営委員会委員長 大都市税財政制度調査特別委員会委員長自民党 川崎市議会議員(幸区) 野田 まさゆき

3月22日

受検料、授業料の無償化実現を

川崎市立高校に通う生徒の 市政報告【5】

受検料、授業料の無償化実現を

日本維新の会 川崎市議会議員(川崎区選出) 仁平かつえ

3月22日

日本PTA全国研究大会川崎大会の成功に向けて

市政報告【4】

日本PTA全国研究大会川崎大会の成功に向けて

みらい川崎市議会議員団 長谷川ともかず

3月22日

2024年度川崎市予算は市民にとって『不公平』

市政報告

2024年度川崎市予算は市民にとって『不公平』

日本共産党川崎市議会議員団 渡辺 学

3月15日

卑劣なヘイトスピーチ根絶へネットの差別的投稿は許さない

市政報告

卑劣なヘイトスピーチ根絶へネットの差別的投稿は許さない

日本共産党川崎市議会議員団 後藤まさみ

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook