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川崎区・幸区版 公開:2016年1月29日 エリアトップへ

東海道川崎宿2023まつり 三角おむすびレシピ求む 上位作品2点は販売も

公開:2016年1月29日

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応募を呼び掛けるコンテスト実行委員会のメンバー
応募を呼び掛けるコンテスト実行委員会のメンバー

 三角おむすびは東海道川崎宿が発祥―。そんな「川崎宿御紋むすび伝説」にちなんだ「東海道川崎宿三角おむすびレシピコンテスト」が開催される。東海道川崎宿2023まつり実行委員会(池田ハルミ実行委員長)主催。

 コンテストは、市民団体が東海道川崎宿の歴史や文化を知ってもらおうと企画している「東海道川崎宿2023まつり」の一環で、昨年に続き2回目。

 「川崎宿御紋むすび伝説」では江戸時代、紀州から江戸に向かう徳川吉宗一行が川崎宿に宿泊した際に、御触れによって農民から集められた白米をおむすびにし、一行に提供した。その後、代々の紀州藩主が川崎宿を通るときには、一行におむすびをふるまうようになったという。旧来の丸い握り方ではなく、三角形に握ったおむすびを丸い盆に3つずつ並べて徳川家の葵の御紋に見立てたことから、「御紋むすび」と呼ばれるようになり、以後300年にわたって川崎宿の名物となった。この伝説により、川崎宿が三角おむすびの発祥の地と言われるようになったという。

 企画した池田実行委員長は「前回応募作品にあったのらぼう菜など川崎の隠れた名産品を使ったものや、奇想天外で関係者がびっくりするような作品を待っています。昨年選考に漏れた作品でも応募可能なので、ぜひ再チャレンジを」と、応募を呼び掛ける。

 応募資格は市内在住、在勤、通学者。レシピは「おむすびの形状は三角形」、「サイズは最大で大人の拳程度(ごはん100g程度)」であることが条件で、その他はすべて自由。昨年のコンテストでは、「小松菜ごはんのみそ焼きおむすび」が優勝した。

 所定の応募用紙にレシピなどを記入の上、作品の写真を添えて、実行委員事務局へ応募する。2月29日(月)必着。

 書類審査後、上位入賞作品2点を選出し、4月3日(日)に稲毛公園で行われる「第2回東海道川崎宿2023まつり」の会場で、調理業者が再現したおむすびを投票券付きで販売。審査委員、実行委員会も含めて決選投票を実施する。入賞作品のレシピは市内飲食店で商品化に向けホームページで公開するという。

 優勝、準優勝のほかアイデア賞など特別賞も用意され、各賞には賞状及び副賞として市内企業などの協賛品が贈られる。

 問い合わせは区役所地域振興課まちづくり推進係(【電話】044・201・3136)へ。

前回優勝作品「小松菜ごはんのみそ焼きおむすび」
前回優勝作品「小松菜ごはんのみそ焼きおむすび」

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