県立川崎高校クッキング部が先月24日と25日に、川崎産の食材を活かした料理を振る舞う「県川カフェ」を開いた。同校職員や同部OB・OG、JAセレサ川崎の職員、農家など約60人が料理を味わった。
今回は和風をテーマに、川崎産の野菜をふんだんに使用した全7品を提供。川崎の伝統野菜「のらぼう菜」を使ったおひたしや、同校で採れたはちみつをしようしたきんぴら、江戸時代に川崎宿で食べられていたという奈良茶飯などを振る舞った。使用した野菜や果物、机に飾った花は、生徒がJAセレサ川崎まで出向いて注文した。
また開催に向けて多摩区の農家で「のらぼう菜」の収穫体験を行い、農家から食材の特徴などを聞いたほか、カフェを訪れて料理の提供方法などを学んだという。
料理の代金は「店で食べるならいくら支払えるか」という観点で、味や接客、生徒の努力などを考慮して、支払われた。
訪れた同校教職員の古屋広大さんは「食材の風味を生かした上品な味。川崎の食材がワンプレートにまとまっていて見た目も春らしい」と話した。
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