毎年第１日曜日に開かれている「かなまら祭」が４月３日（日）、若宮八幡宮境内社の金山神社（中村博行宮司）で行われる。午前10時から午後４時30分まで。
江戸時代に川崎宿の飯盛女達が、性病除けや商売繁盛などを祈願したことに端を発する祭りで、海外からの観光客も多く訪れる。性病予防はもとより、子授け、安産祈願、子孫繁栄、縁結びにご利益があるとされ、同神社には多くの人が祈願に訪れる。男性器を象ったご神体の神輿が練り歩く「奇祭」ゆえ、「面白半分にとらえ、ふざけた行為をする人もいる。神事であるということを踏まえた上で祭りの醍醐味を味わって」と同神社は呼び掛ける。
地域一帯で盛り上がりたいとの思いから、地域の店へ協力を仰ぎ、全21店舗とタッグを組んだ。「かなまら飴」や「出逢いソーダ」、「子授け達磨」等、祭りに関連付けたメニューや商品が店頭に並ぶ。
問い合わせは若宮八幡宮（【電話】０４４・２２２・３２０６）へ。
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