市民公募が行われていた「三角おむすびレシピコンテスト」の優勝作品を決める決選投票が4月3日(日)、稲毛公園で開かれる。
三角おむすびが東海道川崎発祥という伝説をもとに、地域の名物三角おむすびをつくろうと、市民や行政でつくる実行委員会が企画し、昨年から東海道川崎宿2023まつりの一環として実施する。
今年は1月中旬から2月末まで公募があり、89作品が集まった。3月8日に一次審査が行われ「御紋むすび」と「貝やあおさをまぜ込んで」が決選投票に選ばれた。「御紋むすび」は、区内在住の菊地利江さんの作品。おむすびの表面を徳川家の葵の御紋に見立て、ゆかり、あおさと粉チーズ&かつおぶしを醤油とマヨネーズでつなぎあわせた。「貝やあおさをまぜ込んで」は、区内在住の宮田朗さんの作品。あさり佃煮とあみの佃煮とあおさのりをまぜ込んでのりで包み、佃煮の甘く濃いしょうゆ味とあおさのりのほのかな香りを楽しめるという。
優勝作品は、おむすび購入者に付与される投票券の枚数などをもとに決定。午前10時から2個1パックを200セットを販売し価格は200円。
体験イベント目白押し
「東海道川崎宿2023まつり」は午前10時から午後3時まで開催。雨天時決行でおむすびコンテストのほか、浅田にある村上力三商店の「宿場納豆」をはじめ、市内産農産物や銘菓品を販売するコーナーを設置。着付け、麦わら細工、版画、抹茶の体験コーナーも開設される。外郎売の口上、端唄、大正琴などパフォーマンスが行われる特設ステージや東海道川崎宿周辺の史跡を巡る歴史ガイドツアー(1回目=午前10時30分、2回目=午後0時30分、各回先着20人で当日申込可)が実施される。
問い合わせは、川崎区役所地域振興課まちづくり推進係(【電話】044・201・3136)。
稲荷講さくらまつり
稲毛公園に隣接する稲毛神社では「稲荷講さくらまつり」が午前11時から開かれる。同神社境内にある堀田稲荷神社、第六天神社の例祭。商売繁昌と技芸上達を祈願する。
奉納演芸や豪華景品が当たるビンゴ大会(午後1時30分頃)が開かれる。小学生以下の子ども先着200人にはお菓子がプレゼントされる。詳細は稲毛神社(【電話】044・222・4554)。
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