神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2016年4月22日 エリアトップへ

川崎アゼリアのリニューアルをプロデュースした 島村 美由紀さん 四谷上町出身 59歳

公開:2016年4月22日

  • LINE
  • hatena

思い立ったら猪突猛進

 ○…商業、レジャー施設等のプロデュース、マーケティングを手掛ける、株式会社ラスアソシエイツの代表取締役。ラゾーナ川崎、羽田空港、羽生PAほか、数々の商業スポットをプロデュースし、今年3月に全面リニューアルした川崎アゼリアを手掛けた。「ラゾーナが『ゆっくり寄り』なら、アゼリアはバスターミナルに通じる地下道でもあることから『ちょい寄り』。短時間でも、満足する何かを見つけてもらえるような施設にしたかった」と話す。

 ○…子どもの頃、川崎駅の駅ビルに心躍らせた。「男性がすごく器用にサンドイッチを作っていて、私にはそれが芸術品のように見えた」。輸入食材を扱う明治屋はキラキラと輝いて見え、不二家レストランで食べたチョコレートパフェは「とてつもなく素晴らしいもの」として映った。よく連れられて行ったさいか屋では必ず迷子になり「母が探すと決まって婦人服売り場のマネキンを口を開けて見つめていたんですって」と笑う。「それが原点かもしれない。今回の仕事は素敵な体験をさせてもらった川崎に恩返し、という気持ちでした」。

 ○…大学卒業後は経済系総合出版社に3年務めた後、シンクタンクの研究員に。26歳のときに雑貨店を運営する子会社へ行き、赤字続きの経営を約2年で黒字化するなど手腕を発揮した。「商業施設に出店しないか」と提案してきたコンサルタントと出会ったことで「こんな仕事があるんだ」と開眼。32歳で現在の会社を立ち上げた。

 ○…仕事の基本は「当たってくだけろ」。立地が良いのにそれを活かせていないと感じる施設には「許せない!」とすぐに電話をかけ、改善すべき点を直接進言しに行くなど猪突猛進。実績に加えこの勢いとあってセミナーなどにも引っ張りだこだ。”作品”は駅の施設、空港、サービスエリアときて「あとは船だけかな、なんて半分冗談、半分本気」。次なる野望も近いうちに実現するかもしれない。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook