川崎市は都市計画再開発や住宅市街地の開発整備、防災街区整備などの方針を示した「都市計画素案」を取りまとめた。今月中旬から市内3カ所で説明会が行われ縦覧とあわせ、市民意見を募る。
川崎市が目指す都市づくりの方向性を示し、市街化区域と市街化調整区域の区分や主要な都市計画の決定方針、概ね10年以内に整備する主要な施設等を定める。
都市再開発の方針として、計画的に再開発が必要な、「1号市街地」として新百合ヶ丘駅周辺地区を追加。また、早急に再開発を行うことが望ましい「整備促進地区」に塩浜3丁目周辺市区を盛り込んだ。
住宅市街地の開発整備方針では、幸町周辺地区を新規追加。小田周辺地区、新川崎・鹿島田・平間駅周辺地区、小杉駅周辺地区、蟹ヶ谷地区で区域面積を拡大させた。
防災街区の整備方針は、防災上の危険性が特に高い小田周辺地区と幸町周辺地区を防災再開発促進地区に指定。富士見鶴見線と小田公園を防災公共施設に指定した。
住民説明会は▽5月19日(木)=麻生市民館(午後7時から8時30分)▽5月22日(日)=川崎市役所第4庁舎(午前10時から11時30分)▽5月24日(火)=川崎市総合福祉センター〈エポックなかはら〉(午後7時から8時30分)――の3回、縦覧は5月20日(金)から6月7日(火)に市役所まちづくり局計画部都市計画課、各区役所市政資料コーナー、各区図書館で実施され、市民意見を募る。今夏には公聴会が行われ、年度末に策定される。問い合わせは、川崎市まちづく局計画部都市計画課(【電話】044・200・2720)。
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