川崎地域連合などが主催する「第87回メーデー川崎地区大会」が先月29日、富士通スタジアム川崎で開かれ、市内の労働組合80団体7000人(主催者発表)が参加した。
今年のメインスローガンは「心をひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう」「『働きやすく、住みよい街かわさき』の実現に向け、勤労者と市民の力を結集しよう!」。
実行委員長を務めた綱島和彦川崎地域連合議長はあいさつに立ち「メーデーは働く者同士が助け合い社会にアピールする重要な場」と強調。「働きやすく、真の豊かさを感じる社会をつくり出そう」と呼びかけた。
来賓として出席した岡元茂樹連合神奈川副会長は「パートや派遣などの非正規労働者の増加や最低賃金の低さなど環境悪化につながる要因は枚挙にいとまがない」と指摘。「働く者が連帯し暮らしの底上げが未来への責任を果たす必要がある」と述べた。福田紀彦市長は「職場や住んでいる地域の互助活動を日常でも実践してもらえれば」と期待を示した。
式典前には川崎市役所前からデモ行進が行われ、参加者は「雇用の確保・創出を」「労働派遣法の改悪を阻止しよう」などと、シュプレヒコールを上げた。
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