川崎大師平間寺(藤田隆乗貫首)が開く日曜教苑(学校)で今月6日と7日、同寺に宿泊する1泊2日のお泊り教室が開かれ、参加した子どもら総勢220人が千手観音菩薩ならぬ「萬手観音菩薩」の巨大仏画=写真=を作成した。
同寺は来年、開創890年を迎えるにあたり、記念事業として日本百観音霊場の砂を集めた「お砂踏み参拝所」の開設を進めている。これを受け、同教苑でも「観音様のご縁をいただこう」と、巨大サイズの仏画に挑戦した。
横12メートル、縦15メートルサイズの模造紙に、同寺教化部副部長・腰塚勝也僧正と同教苑に通う高学年の子ども達が下絵を施した後、クレヨンを使って皆で色付けを行った。最後は手形の平に絵具を付けてペタペタと空白部分に1万人分の手を押して、萬手観音菩薩画を作り上げた。その翌朝の「お勤め」後に大本堂前に集まり、記念撮影を行い、完成を喜んだ。
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