麻生区栗平に道場を構える地元プロレス団体「プロレスリングHEAT―UP」が川崎市とどろきアリーナで先月31日、興行を開催した。21年ぶりとなる同アリーナでのプロレスを一目見ようと、1463人の観客が会場を埋め尽くした。
「緊急参戦」したボブ・サップ選手によるマイクパフォーマンスで幕を開けると、ジャガー横田選手、藤原喜明選手、越中詩朗選手、藤波辰爾選手らレジェンドレスラーもリングイン。繰り出される必殺技に会場は熱狂した。
メインマッチでは、HEAT―UP代表の田村和宏選手が、鈴木みのる選手と激突。試合は鈴木選手に負けてしまったが、劣勢の田村選手があきらめずに立ち向かい続ける姿に、観客からの「田村」「田村」というコールが鳴り響いた。田村選手は悔しがりながらも、「挑戦することをやめてはならない。もっと川崎をPRしたいから、みんなの元気をくれ」と話し、来年8月にプロレスの聖地・後楽園ホールでの興行を行うと発表した。
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