長年、横浜スタジアムで行われていた日本社会人アメリカンフットボールXリーグ「JAPAN X BOWL(ジャパン エックス ボウル)」の準決勝戦が27日、富士通スタジアム川崎で開かれることになった。富士通フロンティアーズ対IBMビッグブルーの一戦で午後1時キックオフ。川崎のアメフットの拠点づくりが一歩前進した格好だ。
「ジャパン エックス ボウル」は、アメリカンフットボールXリーグの年間王者を決める社会人リーグの最高峰の大会。決勝戦の東京ドーム(12月12日)進出をかけ、毎年、横浜スタジアムで準決勝が開かれていた。
「アメフットのまち」を標榜する川崎市は昨年、富士通スタジアム川崎としてリニューアルオープンしたことから、同市と同スタジアムの指定管理者である川崎フロンターレが日本アメリカンフットボール協会へ準決勝開催招致を働きかけた。協会が両者の熱意に応え、川崎での開催が決まった。「1951年から続くこのスタジアムに新しい素晴らしい1ページが加わった」と田中育郎同スタジアム支配人は喜ぶ。
富士通とIBMが対戦
準決勝は地元、富士通フロンティアーズと春季パールボウルの覇者IBMビッグブルーが対戦。2年前のジャパン エックス ボウル決勝戦でも両者は対戦しているカードで「アメフットビギナーでも楽しめる」と市はアメフットファンの拡大に期待をにじませる。
試合当日は富士見中学校吹奏楽部が演奏を実施。平和通りの「ベーカリーフクナガ」によるチームロゴ入りアメフトパンや川崎地ビールの販売を行うほか、キッチンカーの出店などでゲームをさらに盛り上げる。
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