市立大島小学校(赤松理校長)に通う6年生が防災学習の一環として学校校舎に宿泊する「避難所宿泊体験」を10月21日に行った。
同校では毎年夏休み明けから朝のちょっとした時間を使って防災学習を10回ほど実施している。今年は防災への準備、心構えをより身近に感じたいとの思いから学校校舎に宿泊することになったという。
子どもたちはアルファ米を事前に配られたペットボトルの水で戻して食べたほか、元NHKアナウンサーで紙芝居師として活躍するなっちゃんからオリジナル紙芝で東日本大震災の被災地に慰問した際の体験談を聞いた。また、「HUG(ハグ)」と呼ばれる避難所運営の疑似ゲームにも挑戦。宮城県に実家のある同校教諭から現地の被災状況の話に耳を傾けた。
同校によると、宿泊当日は鳥取県で大きな地震があり、子どもたちは防災の重要性をより身近に感じた様子だったという。
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